
日本時間2021年2月13日に米コカコーラがペットボトルではなく、紙製ボトルを導入するという情報が入ってきた。
世界ではプラスチック製品の廃止を促していて、これもその一環だというが環境保全につながるのでしょうか。
紙製ボトルを使用すると知った人たちは、
- 90年代は森林破壊を止めるために紙を使うなの流れだったのにね
- それはそれで森林破壊に繋がらない?
- 紙にするのはポイ捨て前提の話なの
などと、紙製ボトルにすることで環境改善につながるのかと疑問に思っている人が多いようです。
そこで今回は、紙製ボトルにすることが環境保全になるのかについて紹介していきたいと思います。
米コカコーラが紙製ボトル導入
米コカコーラから2021年の夏からハンガリーで実験的に紙製ボトルの導入を決めました。
世界的に行われているプラスチック製品廃止の流れに乗ったものだと思われます。
実際にこのことを知った人たちは、
- そんなになんでも紙にしてたら森林破壊なるんじゃないの
- 地球温暖化とか言ってるのにこれ以上森を荒らしてどうするの
- ペットボトルって再生できるんじゃなかったっけ
などと紙にすることが本当に環境に優しいことなのか疑問に思っている方が多くいらっしゃいますね。
それでは、実際のところ環境保全になるのか調べて見ました。
紙製ボトルは森林破壊につながる?
紙製ボトルにすることで森林破壊につながるのでしょうか。
紙にすることで環境破壊につながる可能性がある
BBCの調査によると、紙製品の方がプラスチック製品より、処分するさいの炭素排出量が多くなりがちで、再利用も難しいとされています。
そのため、”堆肥可能”なプラスチックを使った方が、環境保全につながる可能性があるでしょう。
しかし、ポイ捨てされてしまえば一緒なので、製品をかえるよりポイ捨てをやめさせる方に力を入れたほうがいいかもしれませんね。
紙を使いすぎると森林破壊の危険がある
1990年代に紙の使用率削減がうながされましたが、これは森林現象による温暖化が進んでいるためです。
2021年現在も温暖化が進んでおり、世界でも温暖化が原因の自然災害が起こっています。
90年代よりIT化が進み、書類を使用する場面は減ってきましたが、まだまだ緑化の取り組みが必要とされています。

そんな中で何でもかんでも紙製品にしていたら、本末転倒ですね。
米コカコーラは企業イメージのために紙製ボトルにしている?
前章で書いた通り、何でもかんでも紙製品にしていたら森林破壊に繋がり他の環境問題につながってしまいます。
ニュースの内容からすると、米コカコーラはポイ捨て前提で紙製ボトルにしているようにも思えます。
そうすると、環境保全を本当に考えているか怪しいため、脱プラスチックの流れにのり企業イメージをよくしようとしているのかもしれませんね。
まとめ:紙製ボトルは森林破壊につながる?米コカコーラは企業イメージを考えているだけ
今回は米コカコーラが紙製ボトルにシフトしていく流れであるというニュースについて、森林破壊につながるのかを紹介していきました。
紙製品にしてもペットボトルにしても処理の仕方を誤れば環境破壊につながってしまいます。
むしろ、きちんと捨てるのであればペットボトルのほうが、再生できて環境保全につながるかもしれません。
まだ試験導入なので今後どうなるかわかりませんが、日本でも紙製ボトルのコカコーラが売られるようになるのか注目です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。